たんぽぽ

2004年9月14日 えいが
伊丹十三の「たんぽぽ」を観た。
課題のために観る必要があって借りたのだが、
彼の構成はぶっとんでいて凄い。
伊丹作品は、小学生の頃マルサとか親の隣に座ってリビングの
テレビでよく観たもんだった。

映画が中盤に差し掛かった頃、父が2階から下りてきて
リビングに入ってきて、たんぽぽが流れているテレビをチラッ
と見た瞬間に父は「何で、たんぽぽ観てんだ?」っと一言。
驚いたわ。父は直ぐ分かってた。
父は過去に観たらしいが10年以上前の事である。実は後から母も
伊丹作品はほとんど見てたことが発覚したのだ(が、たんぽぽだけは
内容は知っていても、映像は観たことが無かったらしい)

たんぽぽを観るとまずラーメンが食べたくなるょ。
だから、ラーメン食べに言っちゃいました。宮崎県のラーメン。
とんこつだけどさっぱりめ。にんにくが少々強くて胃が痛くなった。

食に関しての探求心は惜しまない。
良いモノを食べれば食べるほど、人間はより人間らしくなれる。
衣食住なんかじゃ駄目。
食住衣であるべきなの。

たんぽぽは、人間と食との関係を多方面から観察。
食には様々なドラマがあるのですね。

1970年代、アメリカ郊外の静かな住宅地。両親は保守的で厳しいが、何不自由なく暮らす美しい5人姉妹の末娘が自殺を図る。そしてその死から1年も経たないうちに、残りの姉妹もすべて自殺してしまう…。姉妹に憧れていた少年たちが回想する形を取りながら、少女の危うさとエロチシズムを繊細な映像と音楽で描いている。
フランシス・フォード・コッポラの実娘ソフィア・コッポラの長編第1作であるこの映画、演出上の食い足りなさは残るものの、そこが妙に映画のテーマである少女性にマッチしていて、あやうくうっとりしてしまう。少年たちが電話を通して姉妹に70年代の切ないポップスを聴かせるシーンは印象的。キャスティングは秀逸。特に奔放な四女ラックスを演じたキルスティン・ダンスト(『スパイダーマン』)の美しさは出色だ。


トッド・ラングレンの 『Hello it’s me』 が映画の中であのように
使われているとは知らなかった。これは歌を「利用」する上での正しい
方法・手段かもしれない。それを映像を通して観た事は素晴らしい。
印象的なシーンであったが、それ以降は急速に事態は変化して映画は
幕を下ろす。

《少女とは一体、何歳頃の女を指すのだろうか…》
一番初めに死んだ5女が一番大人の女=女性に近かっただろう。
彼女の瞳には、姉の姿も両親の姿も映っていなかっただろう。
瞳の奥には、13歳の自分と向き合う姿しかなかっただろう。
13歳の女性は恋もせず、家族愛も見出さず、姉妹の枠を離れた。
孤独からは抜け出せない、13歳という思春期。
13歳頃、女の子は「自殺すればどんなに楽だろうか…」と思うような
出来事はなかっただろうか?私にはあったかもしれない。
私の友人達も節々に自殺を語った。リストカットしてみたりしてた。
少女は、少女にも女性にもなれない、彷徨いをしてしまう。
男には絶対分からない性の差。

後から死んだ4人は、5女とは違う死だ。
彼女たちは両親による保守的で厳格な、最終的には閉鎖的にあった
家庭内教育に原因があるはず。その家庭環境に首を絞められて藻掻き
限界にあった彼女たちは少年達と過ごした日を感謝するかのように
最期の時に少年達に合図を送ったのだろう。
「あなたの記憶の中に、私達を忘れないで」と。

女の子たちは繊細でしなやかな演技をしている。心が打たれる。
70年代の良質なポップミュージックがどこまでも映画の雰囲気を
保ち、ソフィア・コッポラの感性は概ね評価されたに違いない。

あえて比較するならば、
ヴァージン・スーサイズ は 思春期の危うさ
17歳のカルテ は 青春と友情の脆さ

17歳のカルテには薬物依存などの精神的な不安定さがある。
それに加え、女の友情という難しいテーマが大きい。
仲間が自立していくこと、仲間が自殺して脱落すること、そして
自分が自立して「仲間」を辞めること
これらは更生施設でしか味わえないことのように思えるかもしれない
が、日常の集団行動でも類似した事が起きているようにも思う。
他人と自分を比較したり、争うのは人間の遺伝子レベルで記憶されて
いる事だと思うので当然とも思う。

巨匠スタンリー・キューブリック監督の遺作である。彼が最後に選んだテーマは、ごく普通の夫婦の性の問題だった。
ニューヨークに暮らす開業医のビルは、美しい妻アリスとなに不自由なく幸せな生活を送っていた。ある夜、知人のパーティから帰宅した彼は、妻からセックスにまつわる衝撃の告白を受け、ショックのあまり家を飛び出す。妻への嫉妬と自らの性衝動の狭間で苦悩する彼は、やがて禁断の倒錯した愛の世界へと足を踏み入れていく。
トム・クルーズ、ニコール・キッドマンというスター夫妻を主役に迎え、撮影に18か月、編集に約1年を費やし、完全秘密主義のうちに完成された異色の愛のドラマ。主演2人の濃厚なセックスシーンも大きな話題を集めた。


これは一体、トムとニコールの夫婦を共演というカタチでそれぞれを
験したかのような映画で、二人には苦痛だったに違いない。
キューブリックの意図が見えてこないし、難解である。
でも、もしかしたら死を予感していたキューブリックのメッセージが
どこかに隠れているはずだとも思っている。
夫婦の営みいうのは非常に難しいのだろうか?
あぁ〜気分が晴れない

青い春

2004年9月11日 えいが

『ポルノ・スター』『アンチェイン』の豊田利晃監督が、『ピンポン』などで知られる松本大洋の同名短編集コミックを原作に描く、ある男子校を舞台に繰り広げられる不良学生たちの痛切なまでの青春群像。
カメラが学校の外に出ることはほとんどなく、閉塞した空間の中でさまざまなエピソードが羅列されるのだが、次第にドラマは松田龍平扮するクールな主人公・九條と、彼を慕う親友・青木(新井弘文)との確執に焦点が絞られていく。濁るところない真っ青な空のごとき男同士の友情が、それゆえに惨劇へと突き進んでいく壮絶さ。これはもう観た者だけが共有しえるものでもあろう。時折挿入される屋上での過激な度胸試しシーンのインパクトもすさまじい。若手俳優たちの、飾らない生の熱い演技も素晴らしい。今後の日本映画の方向性を占ううえでも必見の作品だ。


ベランダゲームちょっと流行ったっけなぁ。
松田龍平は演技はまだ下手だけど、あのクールな雰囲気が映画の中で
よく出ていて好き。
男の友情は女には分からないと言われるかもしれないけど、私はこの
映画の繊細さが分かる気がしている。高3の時というと、自分は神経
が悲鳴をあげたのを覚えている。もの凄く繊細で小心だった。ピリピリ
していて様々な作業が手に着かなかった。足も宙に浮いた感じで。
明日を分からないで生きている事で精一杯なのが18歳。
それでいいとあらためて思ったのが映画を観た後。

『本当に若い娘』他、数々のセックスの問題を取り上げてきたカトリーヌ・ブレイヤ監督が、“少女の性”をテーマに、世間にはびこるロスト・ヴァージンにスポットを当てたエロティックドラマ。セックスについて考え方が違う姉妹の処女喪失を描く。


邦題がなんともいやらしいが、映画の内容、特にラストは凄い事に。
R指定でも無く、題名のわりには過激なシーンが無いので男性の方
は勘違いしないでね(笑)
痩せた美しい15歳の姉と、太って少々かわいい13歳の妹との考え方
の相違が顕著に出ている。妹がプールで泳ぎながら柱にキスをして
また泳いで梯子にキスして…と柱や梯子を本命の男と浮気相手の男
と想像してその駆け引きを妄想しているシーンは監督の才能を特に
感じるシーンだった。
姉役のロキサーヌは美しい。赤いワンピースは情熱的で中に着た黒
の下着もぐぐっと大人の女の雰囲気が出てた。
妹役の太り具合も凄い。彼女が映画の中でお腹をさらけだして鏡の
前に立つ姿は凄いシーン。

まず、アタマから否定しようという気持ちを取り払うこと。カラフルな(ある意味、粗っぽい画風の)アニメにもかかわらず、『サウス・パーク』のこの無修正映画版は子どもには絶対に適していない。神や魔王、その魔王サタンに文字どおり添い寝するサダム・フセイン、そしてカナダをネタにした度を越す表現で、クエンティン・タランティーノでさえ顔面蒼白になる冒涜的要素がぎっしり詰まっている。スカトロジーのギャグ、みだらなセックス表現、政治的に不適切なセリフ、明るく奔放な下品のオンパレードだ。それは、かつてなく知的な風刺ともとれるのだけれど。
物語はこうだ。お腹にガスのたまった下品なカナダ人コメディアン、テランス&フィリップの映画が大ヒット。その映画をこっそり観た、サウス・パークの小学3年生の4人組、スタン、カイル、ケニー、カートマンが放送禁止用語を繰り返すようになる。「カナダに反対する母親の会」を組織する高圧的なカイルの母を中心としたサウス・パークの大人たちは、子どもたちの堕落を恐れ、テランスとフィリップを逮捕し、公開死刑にしようとする。2人を処刑から救おうとする子どもたち、そして世界を支配しようとするサタンで世の中は大混乱!
これ以上細かく物語を説明しても、おもしろさが伝わるものではない。トレイ・パーカーとマット・ストーンのこの長編ヒット・コメディは、ポップ・カルチャーの完璧で陽気なパロディだ。ところで、だれか本作をミュージカルと呼んだ人がいるだろうか? オープニング・クレジットの「マウンテン・タウン」から、明るく前向きな合唱「イッツ・イージー」、サタンによるディズニーをパロったバラード「アップ・ゼア」まで、パーカー(全曲の歌詞を手がける)は、「美女と野獣」や「レ・ミゼラブル」といった大ヒット・ミュージカルを巧みに取り込んでいる。
自由を主張するスピーチや、善意のようだが見当ちがいの親たちの自主規制集団(明らかにアメリカ映画協会をイメージ)を風刺する場面では、大人たちの偏った見方や偽善に対し、容赦なく攻撃してくる。ギャグはここには書けないほど本当に低俗で粗悪なのだが、ひどくおかしい。とくにテランスとフィリップの歌詞には、床の上で転げ回ってしまう。でも心配しないように。カートマンの台詞をアレンジして言えば、「この映画はあなたの繊細な心を歪めることはない。少なくともに米国憲法第1修正に対して、なんらかの反感を持っていなければね」ということだから。


関西語が本当面白い。3倍くらい面白くなっちゃうかも。
サダムとサタンのやり取りが一番私はウケた。

サクサク

2004年9月2日 ひとりごと
旅日記を頑張ってアップしている途中ですが、
旅の最中、携帯からアップしていたほうもあるので
是非どうぞ
http://d.hatena.ne.jp/minanamina/

昨日は食べ過ぎたぁぁ

旅日記 4日目

2004年8月28日 しゅみ
午前10時
ホテルチェックアウト
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この日は公園に行く予定だった。そして天候も申し分ない快晴。
迷わずデパ地下へ行き惣菜コーナーへ。お弁当を買った。
青空の下で食べるおいなりさんは美味しいだろうなと想像して。

札幌駅から東豊線で環状線東通へ、そこからバスでモエレ沼へ。
このモエレ沼公園というのは、かの有名なイサムノグチが設計
したデザイン性と共に機能性もある公園。
私は大学の講義で助教授がこの公園のスライドを流していて、記憶
の片隅に確かに残っていた。まだ大学に入りたての頃だったので
イサムノグチの認知が皆無であったが、1年間雑誌を読むにつれ
建築雑誌でも美術雑誌でも彼の名を見るようになって知った。
広大な沼に囲まれた敷地内には、ピラミッド型の美術館や小高い山
、足を入れられる池や沢山の遊具があり、モニュメントもデカイ!
私も友人も無我夢中でカメラのシャッターをきったわけだが、
公園を見渡せば老若男女様々で、子連れやカップルが特に多い。
子連れが沢山居たのは、この少子化社会において家族崩壊とか色々
言われて実際に親子のレジャーシーンって最近見て無かったけど、
本当美しい光景でしたわ。芝生の上でレジャーシート広げて母親の
手作りの弁当ひろげてさぁ〜 ィィナィィナって私は見てた(笑)
私達は広大な敷地をいかに有効に回ろうかと考えた末、自転車を
借りることにした。これが本当大成功!快適に場所移動が実現。
風が強かったが、これが北海道の風だ!って感じた。
モエレ沼、自然派の方にはオススメですよ。
カップルも気休め(?)にどうぞ(笑)

夕方札幌に帰ってきて、昨日会った友人とスープカレーを食べに
行った。お店はSPICE BOXって言ったかな確か。
ここで食べたスープカレーは本当美味しかった。ハマるのよ〜。
魚介ベースのスープで具材がゴッロゴロ入っているのです。
ライスはサフランで、私はスプーンにライスを乗せてそれをスープ
に浸して食べました。本当の正しい食べ方は分かりません。

旅日記 3日目

2004年8月27日 しゅみ
午前8時
高速バスに乗って友人と札幌に出て、小樽を目指す。
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小樽も10年振りくらいだろうか…。特に街の大きな変化もあまり
見受けなかった。けど、ますます観光都市なのだなとは感じた。
10年も経てば自分の趣向などもハッキリしてくるが、小樽は
私好みのモノや建造物が建ち並ぶ美味し〜い街であった。
ガラスの店はいったい何軒まわったか…分からないくらいで。
あらゆる所に職人さんやこだわりを持つ人達が居る街。街全体が
なんとなく芸術に溢れているような気がする刺激的な感じもする。

友人とガラスの吹き回しを体験した。ほとんどが工房のスタッフ
の手伝いで出来たようなモノだが、自分が行った工程である吹きや
板挟みでの成形、切り離しなどなど後日自宅に届いた完成品を
観るとその素人ぶりが随所に見られて逆に味があるかなと満足だ。
小樽のガラス工房は若い男の人が多く、全国から修行も兼ねて
働いているようだ。みんな楽しそうであった。

ガラスの店を沢山まわっていたら札幌に帰る時間になっていた。
札幌では大学の札幌出身のクラスメイトと会う約束をしていた。
彼女と合流し、美味しいと評判の欅というラーメン屋を目指して
すすきのまで行く。欅は50分程待ってやっと入れた。9時近くで
やっと夕食にありつけた。味噌ラーメン本当に美味しかった!
実は私は欅のラーメンを食べたのは2回目だったが、また来たい
美味しさでした。
その後、夜のすすきのを少し散策してみたが結構危なかったので
1軒のバーに入ったが、1杯しか飲んでないのに2千円取られた。
確かに周りには、サラリーマンがホステスと肩組んで飲んでたり
常連らしき人しかいなかった。学生には早すぎたようだ。
その後友人の行きつけのバーに行った。ここで3時近くまで飲んで
いたが、店員さんが本当面白くていい人で、馴染みやすかった。
初めは店員が男性1人だったが、後からアロハを着た店長がやって
きて、その後に毎日来るという常連中の常連もやってきてカウンター
は大賑わい。アロハの店員はエロくてセクシーだった。けど北海道
でアロハかよっっ。とても楽しい夜であった。

旅日記 2日目

2004年8月26日 しゅみ
午前11時
苫小牧港に到着。祖父が車で迎えに来ていた。
港から1時間車で走った所に祖父母の自宅はある。

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祖母が自宅で私達を待っていた。久々に会ったが特に変わった
様子もなくいつもと同じ空気が流れていた。
私と友人は荷物を置き、近くの水族館へと行く。

水族館は10年程前にも1度来ていたが、その時の記憶など
無いに等しかった。だが、私の地元の水族館よりは明らかに
楽しい事は知っていた。友人にもそれを伝えていた。
タッチプールという魚やヒトデ、エイなどを触れるスペースや
お馴染みの、アシカやイルカのショー、ペンギンの行進とかも
あった。久々に来るとやはり面白かった。
大人になってもここは楽しいと思う。
今の時代、様々なことが制約され子供達がのびのびと遊べる環境
が少なくなってきている。そんな中、この水族館は子供達に新しい
感覚を与えてくれるのではないかと思う。

水族館を楽しみ、次は登別の地獄谷に行った。
地獄谷は温泉街を抜けた先にあるので観光客が多かったが、
祖父がここよりももっと凄い所があるから案内すると言い、車で
10分走った大湯沼という所に着いた。ここは、沼一面から湯気が
たちこめ不気味な雰囲気を醸し出していた。硫黄臭も地獄谷より
強く、沼の約20m上には蒸気がゴォーという凄まじい音を立てて
吹き出ている口もあった。
帰り道、行きの時通ってきた道が夜間通行止めになっていて通れ
なくなり、しょうがなく遠回りして帰ることになった。
途中、クッタラ湖というカルデラ湖を観て登別を一周することに
なる。

とにかく自然が素晴らしい。天候にも恵まれた一日であった。

旅日記 1日目

2004年8月25日 しゅみ
午後8時
地元の港から出航するフェリーで北海道・苫小牧港へ。

今回のメンバーは私と大学の友人。あと母も行き帰り一緒で。
宿泊は久々に会う祖父母の自宅と、札幌に1泊。

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この日フェリーで1泊したわけだが、久々だとどうしても
心配でならなかった。3年前乗船した際に私はバッチリ船酔い
したのでそれがどうも気掛かりだった。が、結局波が穏やかで
過去乗船した中でも1番穏やかな乗り心地であった。

22時くらいに就寝し、明けて4時に起きた。
太平洋からの日の出はどうしても観たかった。大学に入ってから
日の出を観る機会が多くなり、今では楽しみの一つでもあった。
カメラ片手にベランダへ出るも、朝焼けが綺麗だが太陽はまだ
顔を出すまでには至っていなかった。40分くらい待つも雲が多く
なかなかハッキリとした日の出が期待できなくなってきた。
しょうがなく、朝風呂をしに浴場へと移動した。浴場の窓から
東の空を眺めていたら、さっきとは全く違う空の色に変化して
いった。そしてあっという間に太陽が顔を出し始めた。
急いで脱衣室からカメラを持ってきて窓から、レンズの曇りを
とりながら素っ裸で日の出を撮った。そう、素っ裸にカメラ…。
なんて間抜けな…でも突然だったので必至だったんです。
撮らないと何の為に早起きしたんだかって後悔するに違わないと。
この日の日の出は4時59分でした。
太平洋で観る太平洋からの日の出は最高でした。

さぁ、苫小牧には11時に着く……
東北はすっかり秋模様で今日も寒くて雨が降っています。
甲子園の優勝旗は白河を越え東北を通過し津軽海峡を渡った。
ダイジェスト版で試合を観たが、打撃戦の物凄い試合だった。
選手達の生き生きとした表情、甲子園もオリンピックも選手達
の活躍・今を生きる戦うその溢れ出る生命力の強さに感動かな。

一方、わたくしは季節の変わり目に毎年小さな風邪を引きますが
今年はどういうワケかお腹が痛くて痛くてどうしようもない。
免疫は付いているけど、器官の調子が駄目だ。20歳になると身体の
あらゆる部分の機能が減退したり、全てが下り坂の傾向に移るって
聞くけどその前兆かしら?

旅は気を付けて行ってきま〜す。
私も7月に15インチ買っちゃったし、膝に乗せて作業していた時に脚が熱くなってきて大変だった。あとiTunesをひたすら流しているとヤバかった。近くのMac取扱い店に持っていけば良いの?それともアップルストア?
…行けない。

Medulla

2004年8月12日 おんがく

Bjork is one of the most recognized stars in the world. She has sold millions of copies of her groundbreaking albums, she is an icon of cutting edge style, and she has received worldwide acclaim as an actress. Medulla, Bjork’s first new studio album in three years, finds her delving deeper than ever before into her haunting and exhilarating sound and vision. Innovative as always, Bjork has this time built the songs on Medulla entirely from vocal tracks, with no instruments appearing on the album, creating a soundscape unlike anything you’ve ever heard before. Special guests include Rahzel from The Roots, Mike Patton of Faith No More and Mr. Bungle, an Inuit throat singer, an Icelandic choir, the world’s greatest human beatboxes and more.


早く聴きたいわぁぁぁぁぁぁぁぁ。
ジャケットのbjorkの頸もとにあるネックレスみたいなの
Medullaってあるのかな?
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お久しぶりです。中休みです。
8月も折り返し地点が見えてきましたが、相変わらず私は…
充実してます。遅寝早起の健康的?な生活。今週は1年かけて
計画してきた最初で最後のコンサートのステージ。
半年かけて毎週練習してきたアンサンブルは果たしてどうか?
今回のステージは良い曲ばかり。選曲が絶妙かも。
今日は合奏1日目だった。(実は本番前3日間の合奏で全てを
仕上げるのがウチのバンドの基本(笑)
本場アメリカ仕込みの一時帰国中のA.Saxの先輩のスウィングに
メロメロ。みんな気合い入れて自主練してきたようです。
本番が楽しみ♪
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それで来週はフリマみたいなイベントに自分の作品売り出す事
になりまして、その準備や製作にも追われています。
これも当日が楽しみ。
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そして再来週は北海道旅行。
6泊7日のフリープラン。って言っても宿は祖父母の家。
友達と2人旅するのが初めてだから、それも楽しみだったり。
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あぁ、8月は遊びほうけている…。
大学で課題が出なかったせいもある。がしかし、そのツケは早速
9月集中講義でやってくるのだろう。アイツが再びやってくる!

ってなわけで、再びここを訪れるのは8月の終わり頃かな。
いろんな報告しちゃうとおもいます。
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そういえば、先日マッハっていう映画観ました。
タイのムエタイの映画です。絶対くだらないかもしれないが
面白い!そして今時CGを使わないその度胸。感動です。
これから大変忙しくなるので
日記をお休みすると思います。
旅や舞台など
深める夏です。では。

in the room

2004年7月29日 ひとりごと
まだ夏休みではないので日中家にいる事が無いですが
今日は考査が無い日だったので家に居ました。
クーラーは身体に良くないという事で、自然風で
日中を過ごしていましたが、窓を開けていると外の様々な
音が聞こえるんですよね。朝から変な音楽が聞こえました。
そして延々と今まで(約7時間)まだ鳴りやみません。

風が吹いているのですが流れによって音が凄い聞こえたり
反対側に流れて聞こえなくなったり……
一体このキーボード音は何だ?!祭りなら分かるが、全く
そんな気配がない。スーパーで流れるようなBGM音楽…。
そしてどうやら生演奏らしい。窓の外をしばらく覗く…

どうやら近所で自宅セッションしているらしい。
しかも窓全開で。大音量で。
どうせやるなら、もう少しセンス良い音楽にしてよ。
現時点では明らかに耳障りぃぃぃ。

嫌気さして自転車でお買い物。DIYショップへ。
DIYショップは何時間居ても飽きません。色々な素材や
道具をたまに探りに行きます。
ブロック塀の形した色付き発砲スチロールがありました。
購入したのはビニールマット。カッターマット代わりで。

帰り道、購入品が長くてどうやって自転車に乗っけようか
大変でした。けど、過去に私はもっとデカい物を自転車に
乗せたカナリの強者なので、何とかなりました。
自転車は無限の可能性を秘めている。

トニー賞

2004年7月27日 ひとりごと
一昨日くらいだっただろうか。
夜中にテレビを付けたらBSでトニー賞の授賞式の模様を
放映していた。
ブロード・ウェイにはもの凄い力を感じます。
日本も独特の個性的な演劇や芝居、それはそれで良い
と思いますが、古典的なミュージカルもやってみて
欲しいです。
身体の小さな日本人には声量・体力共に、海外の俳優達に
及ばないモノが多々あるのでしょうか……?
受賞の模様を観ていて興味をそそられたのが
・Avenue Q
・The boy from OZ
あと、作品名覚えられなかったけど、一人の俳優が40もの
役柄をこなす演劇。
劇団四季あたり、アヴェニュー・キュー日本上演を望みたい
ところかも。マンマ・ミーアが千秋楽過ぎた後に。

77 minute hits retrospective featuring 18 classic tracks, all digitally remastered, including three hits by post-10cc outfit Godley & Creme and one by pre-10cc band Hotlegs. Spanning the years 1971-1985, it includes ’Dreadlock Holiday’, ’The Things We Do For Love’, ’People In Love’, ’Good Morning Judge’, ’I’m Mandy Fly Me’, ’Art For Art’s Sake’, and of course ’I’m Not In Love’. 1997 Mercury release.


10ccを知ったキッカケはヴァージン・スーサイズの
サントラでした。
#11) The Things We Do For Love
はSONYのCMで流れていたので日本人には馴染みあるかと。
70年代にリリースされたこれらの曲は落ち着いたポップス
で、大ヒットアルバム「びっくり電話」にあるような
チリンチリン電話(黒電話)の音も#1)DONNAに入っている。
通して聴くといろんな事やっているんだなと感じる
面白いアルバムですね。
ブロードウェイでミュージカルを一度は観たいです。
CHICAGOの映画版は面白かったので
生のショーも一度は観てみたかったです。
サウンドトラックを聴きました。映画中で使われたものは
俳優達が歌っていました。キャサリン=ゼタ=ジョーンズ
は演技・ダンスも凄かったが歌声も実力派であった。
貫禄もありセクシーさも兼ね備えている。キレのあるダンス
に惚れ惚れした。
#1) All That Jazz
#4) Cell Block Tango
が好きなナンバー。


カンダーとエッブのミュージカル『シカゴ』の映画版は製作に長いことかかったが、待っただけの価値は十分ある。ロブ・マーシャル監督による大きな変更は、古典的なミュージカル・ナンバーを空想的な場面に変えたことで、これはもちろんCDではわからない。もっとも大事なのは、アレンジが生気に満ちあふれていて、しかもこのショーの精神に忠実なことであり、キャスティングも的を得ていることだ。キャサリン・ゼタ=ジョーンズは実際にそのキャリアをイギリスの舞台でスタートさせており(『パジャマ・ゲーム』と『フォーティセカンド・ストリート』に出ている)、彼女がセクシーなヴェルマ・ケリーを演じるのはさほど驚きではない。ロキシー・ハート役のレニー・ゼルウィガーのほうはいささか微妙な選択だが、彼女は歌の要求に見た目よくこたえられるところを見せている。本当に思いがけなかったのは、ラッパーのクイーン・ラティファだろう。彼女は役柄にすっかりなりきって「ウェン・ユーアー・グッド・トゥ・ママ」を熱唱している。そこまではいいのだが、クイーン・ラティファ、メイシー・グレイ、リル・キムによるR&B調で繰り返された「セル・ブロック・タンゴ/ヒー・ハド・イット・カミング」は説得力に欠けるし、アナスタシアの「ラヴ・イズ・クライム」も退屈そのものだ(厳格主義者は安心してほしい、これはエンド・クレジットに重なっているから)。その一方、このCDにはボーナスが2つ付いてくる。映画版ではカットされた「クラス」と、カンダーとエッブがファイナル・カットのために書いたすばらしいデュエット曲「アイ・ムーヴ・オン」である。ブロードウェイ・ショーの映画化をだいなしにするのはじつに簡単だが、幸いなことに、『シカゴ』はそれが正しく行われうることを証明している

ドッグヴィル

2004年7月27日 えいが

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』などのデンマークの異才、ラース・フォン・トリアー監督による衝撃作にして問題作。アメリカ・ロッキー山脈の村に、ひとりの女グレースがギャングに追われて逃げ込んでくる。初めは彼女をいぶかしむ村人たちだが、2週間で村人全員に気に入られることを条件に村に留まることを承認。献身的な肉体労働をこなすグレースだが、警察に手配されていることが発覚し、事態は急転する。
だだっ広い倉庫のような空間に、いくつかの家具を除いては、すべての家や道、犬までが床に白線で描かれているだけ。簡略化した舞台セットのような背景で、グレース役ニコール・キッドマンら俳優たちのハイテンションな演技が続く。足に重りを付けられ、レイプもされるグレースの横で、日常の作業をする村人などシュールな構図が次々と登場。各キャラの欺瞞のドラマが、恐怖とサスペンスを静かに高める。そして、およそ3時間の長尺の末に訪れるのは、すべての常識を覆すような驚愕の幕切れ。いい意味でも、悪い意味でも、めまいがするような映像体験だ。
ニコール・キッドマンが人間の本質をさらけ出す。「ダンサー・イン・ザ・ダーク」 のラース・フォン・トリアー監督が放つ、2003年カンヌ映画祭を震撼させた、無冠にして最大の衝撃作が早くもDVD化。メイキングなど130分に及ぶ映像を収録した、特典ディスク付き2枚組プレミアム・エディションで登場!


本当、問題作ですな。
正直、3時間ぶっ続けて見れませんでした。
途中襲いかかってきた睡魔によって半分で終了(苦笑)
久しぶりに、飽きる映画だった。
けど停止ボタンを押せない緊張感の連続。
ニコールの美しさと、クロエの無愛想な可愛さ。
展開が9つの章から成り立っている。が、そのテンポは
著しく遅い。2週間というその一定期間の物語は、
一日一日の出来事を並べていったモノだった。
俳優達はもう二度とラース監督と共に仕事はしたくない
と発言するドッグヴィルの告白っていう映像も別にある。
劇場に見に行かなくてヨカッタ。
なぜかといと、たぶん元がとれないから。
レンタルで繰り返し見た方が、ラースの世界に浸れる。

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